
なかなか脂肪が燃えている気がしない…

ダイエット中って何を食べれば良いの?

なかなか、体重が落ちない💦
「カロリー制限をしていても痩せない…」
間違った方向でダイエットをしたく無い…
私はパーソナルトレーナーとして数百人のダイエットを成功させてきました。
そんな中でダイエットが上手くいかないケースも沢山見てきました。
この記事ではダイエットをする上で「脂肪燃焼」を効率よく促す為の3つの栄養素をご紹介します。
頑張っているのにダイエットが上手くいかない方は、必見の内容となっています!
目次
ダイエットはカロリー収支が大前提

ダイエットの大前提として
消費カロリー > 摂取カロリー
は必須の条件です。
しっかりとカロリー制限が出来ている。
という前提でこの記事をご覧ください。
体脂肪の燃焼メカニズム

体脂肪は「皮下脂肪」「内臓脂肪」の2つに大きく分けられます。
いずれの脂肪も「中性脂肪」という形で体内で貯蔵されています。
この中性脂肪を燃焼するには3つのフェーズを辿ります。
【分解】
↓
【運搬】
↓
【燃焼】
この3つのフェーズが「栄養素の不足」によって上手くいかない場合があります。
各フェーズの解説と摂りたい栄養素を次章から解説していきます!
①体脂肪の分解

体内に蓄積された「中性脂肪」は、そのままの形でエネルギーとして消費できません。
エネルギーとして使う為に細かく【分解】する必要があります。

中性脂肪は「リパーゼ」という酵素の働きで
遊離脂肪酸と(モノアシル)グリセロールに分解されます。
中性脂肪を分解する「リパーゼ」
脂肪燃焼の第1フェーズの【分解】においては「リパーゼ」の働きが必要不可欠です。
この「リパーゼ」の働きを活性化してくれる栄養素が
カフェイン
コーヒーに含まれている栄養素としてご存じだと思います!
起床時・運動30分前にコーヒー1杯(120㎎のカフェイン↗)がおすすめです。
400㎎を超えるカフェイン↗の摂取は身体に悪影響を及ぼす可能性があるので注意!
②体脂肪の運搬

体脂肪を分解出来たら、脂肪燃焼する焼却炉(ミトコンドリア)に【運搬】が必要です。
この【運搬】に必要な栄養素が「カルニチン」↗です。
脂肪を運搬する「カルニチン」
アミノ酸由来の「カルニチン」↗は分解された脂肪(遊離脂肪酸)とくっつきます。
くっつく事で焼却炉(ミトコンドリア)の中に入る事が出来ます。
カルニチンを多く含む食材

- ラム肉
- 鶏レバー
- 牛肉
- 赤貝
脂肪燃焼の為には「カルニチン」↗を1,000㎎程度の摂取がおすすめです。
これはカルニチン↗を多く含む、ラム肉で約500gです。💦
食材からの摂取が難しい方はサプリメントを有効活用しましょう!
【カルニチン】
③体脂肪の燃焼

体脂肪を【分解】【運搬】が出来て焼却炉(ミトコンドリア)に運ばれてきました。
最終的に体脂肪を【燃焼】する必要があります。
この【燃焼】の効率を良くしてくれるのが「コエンザイムQ10」↗です。
脂肪燃焼を効率化「コエンザイムQ10」
「コエンザイムQ10」↗は焼却炉(ミトコンドリア)に運ばれてきた遊離脂肪酸の燃焼効率を上げてくれます。

1日の代謝量や運動の消費カロリーに比べて体重の減少が少ない…
という人は「コエンザイムQ10」↗が不足している可能性があります。
コエンザイムQ10を多く含む食材

- 青魚(イワシ・サバ)
- 牛肉
- くるみ
- ほうれん草
脂肪燃焼の為には「コエンザイムQ10」↗を約100㎎の摂取がおすすめです。
これはコエンザイムQ10↗を多く含む、イワシで約26匹分です。💦
なかなか食材からの摂取が難しいのでサプリメントの有効活用がよいでしょう!
【コエンザイムQ10】
コエンザイムQ10↗は「還元型」「酸化型」の2種類で売られています。
購入は「還元型」がおすすめです!(解説は別記事で)
体脂肪を燃やす3つの栄養素まとめ

脂肪の燃焼を【分解】【運搬】【燃焼】の3つで必要な栄養素の解説を致しました。
この3つを摂取するれば、寝ていても痩せる!なんて美味しい話はありません。
- 摂取カロリーの制限
- 筋トレを行う
- 日常生活で動く
これらが出来た上で、効率的に脂肪を燃やす!為の知識です!
筋トレに関しては最初の2~3ヶ月だけでも、プロに見てもらうのがおすすめです!
フォームが間違っていると、効果が無いだけでなく
大きなケガをする可能性があります。
今一歩踏み出さないと、「まぁいいや…」を何年も続けるハメに💦